2010年9月30日

WD20EARSなどのHDDの低速病と言われる現象のメカニズムについて

巷では病気の様に言われているWesternDigitalの3.5インチHDDであるEADSシリーズやEARSシリーズなどの500GBプラッタの症状について分かっている事をただ適当に。

特にこのEADSやらEARSシリーズにおいて発症率が高いとの話をちらほらと見ますが、2.5インチのHDDでも確認しております。
そして、この低速になる現象の原因と思われるものがあり、その原因を加える事で意図的に低速になる現象を発生させる事を確認しました。

3.5インチのHDDでは頻度は下がる事となりますが、WDのHDDのファーム上で軸ブレや振動等による支障が発生すると、転送レートを落とす様です。ベンチマークしながら微震動を与えたり、シャーシへの固定ネジをきつくしめる事で左右からの強い力をかける等をする事で速度が落ちる事を確認しました。
さらに細かい内容になりますと、大型高速ファンと隣接させたりHDD同士を近づけた状態により振動が伝わる状態にしても同様の現象が確認できました。

またWindows等のOSでは、この低速化現象が複数回(たしか6回)繰り返される事で、ATAコントローラの動作をDMAからPIOに変更してしまうため、俗にPIO病とも呼ばれるPIOモードになります。

なお、ノイズによる影響についてですが、振動によるものほどではありませんが、若干の速度低下が発生する事を確認しております。

この動作を解消する為には、HDDの設置について筐体内での振動が発生する要素を取り除くか、HDDの固定を左右のネジではなく底面のネジで行う。ネジ止めにおいてゴムブッシュを間に挟むなどの対策が有効です。

2.5インチのHDDではかなり顕著に現象が発生しますが、3.5インチのHDDではそれほど高い頻度では発生しないため、病気の様な扱いをうけていたのかもしれませんね。またこの機能が過敏に反応したり、誤動作したりしても低速動作につながるようです。

個体差が当然あるので、発生しやすい個体と発生しにくい個体があると思います。複数ロットで複数台発生する環境の人は上記の対策をとる事で解消出来る可能性が高いです。

手前のファイルサーバでは該当するWDのHDDを15台ほど使用しておりますが(世代容量バラバラ)いまのところはこういった現象は発生しておりません。

いまのところ、WesternDigitalのHDDでしか確認しておりませんので、物理的に0%にしたいのであれば、他社のHDDに変えるのが一番かも?

#仕事でちょうどこの件が問題になり(しかも2.5インチHDD)いろいろ調べる事となったのですたい


2010年2月17日

Western Digital RMAで、WD15EADSがWD20EADSへアップグレード!

さて、先月末に3台まとめて行ったWestern DigitalのHDDのRMAですが、外付け2TBは12日に発送され、15日に届きました。WD15EADSと、WD3200BEVEは、pendingされていたので月曜に電話して聞いてみようとしたのですが「シンガポールの祝日にあたるため営業しておりません。」のアナウンスが流れるばかり。Wikipediaで調べる限りは祝日じゃないんだけどなぁ。とか思っていたら、どうやら毎年変動する旧正月だったみたいで、16日火曜日まで祝日でした。
んなわけで、17日水曜日に電話にてpending分について出荷予定を聞いてみたわけですが、旧正月明け初日なせいもあってが、電話が混んでいる。大体25分くらいはアナウンス聞きながら待っていたかな。音楽もループしまくりなんですが、3曲くらい違う曲に切り替わったかも。0120フリーダイヤルじゃなかったら待ってないだろうなぁという時間待ち続けて担当に電話つながる。pendingの件について確認を依頼し、あとで連絡をもらう事になった。

昼の12時半頃に折り返しの電話がかかってきて、WD15EADSは現在在庫がないためにWD20EADSにアップグレードし、現在発送手配中です。との事。WD3200BEVEも在庫がないのだが、代替えとなるドライブが無いため(IDE 320GBは最上位につき)生産完了待ちという事だった。

先日2chで旧正月直前にWD15EADSがWD20EADSにアップグレードしたなる記事を読んだばかりだったので、もしやと思ったけども、そのもしやでラッキーでした。

そして、無事に発送されたわけですが、トラッキングを調べると
>Feb 17, 2010 1:59 AM Shipment information sent to FedEx
あれ?深夜にはすでに発送済?電話した時点ですでに発送されていたって事!?
なんという!
そして、今朝の時点で
>Feb 18, 2010 7:59 AM In transit NARITA-SHI JP Package available for clearance
ちょ、もう成田出てるよ、はえー。という感じでした。早くて今晩には届くって事かな。


2010年2月 2日

Western DigitalのHDDをRMAしたがミスっちまったぜ

2009年8月の記事で購入した、2TBのHDDの調子が悪く、2台購入したうちの1台はすでにRMAで交換済み、もう1台の方もその時点から調子悪かったのですが、実家のWD15EADSがC6エラー大量に出ていたので一緒にRMAに出すことにしました。

そのため、データのバックアップをしなくてはならないのですが、いい感じで先日SAMSUNGから2TBが発売されて価格もよさげだったので、こいつを2台購入。バックアップに当てました。(代理店CFDの保証1年に、販売店の延長保証5年をつけています)日立のHDDも安いのですが、常時稼働するには微妙で、トラブル続きのWesternDigitalはしばらくお休み、Seagateは価格がすでに対象外という感じで、身内合わせて15台稼働していてトラブル無しのSAMSUNGを購入しました。

さて、そんな感じで、週末にデータの移動を終えてPCから取り出し、RMA申請をしたのですが、友人から頼まれた2.5インチと合わせての3台、WD15EADS、WDH1Q20000J、WD3200BEVEです。これらを1個の箱に詰めて郵便局へ行き、税関告知書をもらうために窓口の行列に並ぶ(お年玉付年賀はがきの当選の人が交換ですげー並んでいた)、税関告知書に記入して荷物を出す為に再度行列に並ぶと、荷物の重量が2kgを超えているので小形包装物では送れませんとの事で、国際小包用の用紙を渡される。こちらに記入して、再度行列に並びやっところさ会計。『3600円になります。』なんか糞たけー。

小形包装物でなくなった瞬間、えらく料金高くなる模様でちっとも考えてなかったぜ状態。
2.5インチ 120g、3.5インチ750g、外付けHDD1.4kgという構成の2270g。仮にバラで送ると280円+880円+1580円=2740円となる。2.5インチと3.5インチを一緒にした2個口の場合、980円+1580円=2560円と最大1040円も違うとか。泣けるぜぃ。

しかしWesternDigitalの500GBプラッタHDDは故障率高いなぁ。RAIDカードとも相性悪いし、意外にハズレ商品なのかもしれないね。


2009年8月 2日

WDの特価HDD WDH1Q20000J購入&分解してみた

クレバリーの高田馬場店オープン記念セールにて、Western Digitalの外付け2TB HDD(WDH1Q20000J)が19,980円という超特価で販売されたので、ネット通販の方で購入しました。

現在Western Digitalの3.5インチ内蔵S-ATA HDDであるWD20EADSはバルク品でも24k円ほどするため、外付けで20k円を切るこの価格はかなり破格だったりします。また外付けでもUSB2.0/IEEE1394a(b)/eSATA対応と外付けケース単品で購入してもかなり高価な部類になるため(3~4k円くらいする?)HDDの実質的価格としては16k円程度かなぁと思っちょります。1TBのWD10EADSと単価がほとんど変わらないなら買っとけ!って事でお一人様2個までの所を2個しっかりげっと。

というわけで、即日発送されて本日届きましたのでレポ。

20090802_01.jpg

梱包はこんな感じ。sofmap.com通販と同じような梱包ですね。

20090802_02.jpg

見ての通りですが「Creative Power for Mac.」と印字されており、元々はMacでの使用を前提として作られたモデルです。IEEE1394接続(FIREWIRE400/800)対応な事と、HDDの初期フォーマットがMacフォーマットである事なども特徴ですね。うちではlinuxに接続するので何にしても再フォーマット必要ですが。

20090802_03.jpg

こちら本体を箱から取り出してみました。シルバーのボディがなかなかいい感じのデザインです。確かにMacのそばに置くには合ってそう。

さて、ここから分解作業に入るのですが、外側を固定するネジが1本もないのです!!
専用の工具が無いと分解するのに破壊作業が発生するのでは?と思ってみたりします。
多数の爪で固定されており、ヘラの様なものを使って1面ずつ外していく必要があります。
特に上面と下面はほぼ周囲全面に渡って固定されており難所となってます。

20090802_04.jpg

無事に分解されると、HDDがお目見えとなります。中身はちゃんとWD20EADSが入っております。

20090802_05.jpg

裏側はこんな感じになってます。透明なプラスチックは、白色LED光の拡散用っぽいです。(本体全面が光るようになってる)反対側のHDDのラベルがある面から軽く押すと、プラスチックの外側から外れます。

20090802_06.jpg

こちらが、USBやIEEE1394への変換を行う部分の基板ですね。
eSATA接続するとこの様に返ってきます。

>Device Model: WD My Book
>Serial Number: WD-xxxxxxxxxxxxx
>Firmware Version: 01.00A01
>User Capacity: 2,000,398,934,016 bytes

どうやらコントローラが間に入っている様です。

WDRMA.png

またRMAの方を確認してみましたが、2014年4月11日までと、5年保証となっておりました。
WD20EADSのRMA期間は3年ですので、こちらの方が長くなってますね。
もちろんこの製品自体も5年保証なので当然なのかもしれませんが...
(WD20EADSとしてではなく、WDH1Q20000Jとして処理されているのでHDD単体ではRMA無理そうですね)

20090802_07.jpg

最後に固定しているネジを外してHDDの取り出し完了です。

>Device Model: WDC WD20EADS-00R6B0
>Serial Number: WD-xxxxxxxxxxxxx
>Firmware Version: 01.00A01
>User Capacity: 2,000,398,934,016 bytes

Device ModelもWD20EADSで認識されました。(Serial NumberはeSATA接続時と同じなのでHDD単体でのRMA不可は確定ですね→WD20EADSのラベルにあるSerial NumberでRMA確認してもWDH1Q20000Jと処理される)

※分解は各自個人の責任でお願いいたします。保証がなくなるのは当然のことながら、破損等について当方は一切の責任を負いません。


2008年12月19日

WesternDigitalの2TB HDD、WD20EADSはまだまだ出ない!?

注記:この記事は2008年12月19日に書かれたものです。追記で最新情報を書き加えておりますが、当時書いたものですのであくまでも当時のものとしてお読み下さい。なお。2009年1月27日にWestern Digital社よりWD20EADSのリリースについての告知が出ております。リンクはこの記事の一番最後にあります。

巷でやたら騒がれているWD20EADSですが、一部のニュースサイトが騒いでいるだけで自作erの間ではそれほど大きなニュースとはなっていない様な感じがします。
というのもソース記事が1個しかない点。これが非常に重要な所で、このたった1個しかない情報をどこまで鵜呑みにすんの?って事なんです。

ソースとしてあるのが以下の2つのURLですが、後者はスクリーンショットですので前者の1個となります。(内容的には同一)
http://www.czechcomputer.cz/product.jsp?artno=61626
http://www.cdr.cz/picture/44966/large

後者のURLの画像は以下のもの。


large.png

英語にするとこんな感じになり、


large_en.png

更に日本語にしてみるとこうなります。


large_jp.png

あれ、どっかの通販ページの予約受付画面みたいだ!

2008年12月2日に商品登録はされていますが、実際に販売実績は無くずっと納期は未定のままなのです。分かりやすく言うと「発売未定の商品を先行予約している状態」なのです。
入荷予定どころか、型番スペック全てにおいて未発表のフライングと考えて良いのではないでしょうか。(EADSシリーズは3年保証なのに5年保証となっているのも疑う点です)

500GBプラッタが今月より富士電機から出荷されるとの事で、富士電機のプラッタを使用している日立に注目が集まりますが、375GBプラッタの時は160GB/250GB/320GBをまず出荷し、それから2ヶ月後に640GB/750GB/1TBを出荷しております。この傾向であるならば、まずは500GB付近での出荷を行って数ヶ月後に1TBや1.5TBの出荷となりそうな感じがします。4枚以上の使用については相当後になってからと考えると2TB以上については数ヶ月以上先になると見ていいかもしれません。
Samsungが今月すでに500GBプラッタを使用したものを出荷しており注目を受けておりますが、従来Samsungは富士電機ではなく昭和電工からプラッタを仕入れていたので、これまたかなり予想外の所から最初に出荷された形になりましたが、これはSamsungが富士電機から仕入れたのか、それとも昭和電工が特に発表する事なく500GBプラッタの製造を行っていたかという事になります。(しかし近年の昭和電工は1.8インチや2.5インチに力を入れており3.5インチにはそれほど力を入れていないから作ってなさそうなんですけどねぇ)
334GBプラッタの時は2007年6月より昭和電工の出荷が始まり、Samsungは同月に334GBプラッタ使用の1TBの製造の発表を行いましたが、実際に出荷されたのは翌2008年1月でした。ちなみにWesternDigitalでは2008年6月に334GBプラッタの1TB出荷と、プラッタの出荷開始から1年経過しての事です。

こうした経緯からすると、まずはSamsungが2~3ヶ月後に500GBプラッタの1TBや1.5TBの出荷を開始し、後を追うようにWesternDigitalが同様に出荷するのではないかと思われます。またSamsungは4枚以上のプラッタ使用を行っていないので、4枚使用の2TBは出荷する可能性は低いと考えられます。そうすると2TBの期待はWesternDigitalと日立にかかってくるわけですが、まず日立は375GBプラッタ4枚の1.5TBを先に出荷してくると予想します。WesternDigitalは500GBプラッタ3枚の1.5TBと来そうです。いきなり2TBはこないでしょう。しかし1年以内には2TBが出荷されると思います。どこからかは分かりませんが。

少なくとも近いうちにWesternDigitalから出るというのは無いと思ってよいかと。
まぁあくまでもそう思うだけですが、先行販売予約ページの存在を鵜呑みに信じるよりは考えてみましたとさ(苦笑)

---追記
1ヶ月ほど経過して、また別のサイトが「今週発表! 」と報じてから1週間ほど経過しましたが、この1サイトだけの情報しかなく、これまたフライング情報の様ですね。今週発表なら先のチェコのフライング業者が喜々として注文受け付けるはずなわけですが「Product not intended for sale.」となったまま、完全に出ません節に移行。SeagateやSamsungの様子からもまだまだ先なんでしょうね。

--追記2
やっとWestern Digitalの方でラインナップが出てきましたね。
http://www.wdc.com/en/products/products.asp?driveid=576&language=en
WD10EADSのシリーズとして、1.5TBと2.0TBが追加されるみたいです。
消費電力がIDLE 3.9W Read/Write 7.4W 25~29dBAとなり、1TBモデルの、IDLE2.8W Read/Write 5.4W 25~27dbAからちょっと省エネ度が落ちてしまいます。2TBモデルのみStableTracという技術が使われる様です。あと変わった点は、5~55度だった環境温度が0~60度になった位でしょうか。
アクセス速度は111MB/sから100MB/sへ落ちております。プラッタが1TBの334GBから変わったという事だと思われます。上田新聞さんの所にあるリンクのこちらの情報によると、500GBプラッタ4枚との事。しかし、謎なのが、消費電力が1.5TBと2TBで全く同じですので、プラッタ枚数は同じではないかと予想したくなります。(枚数が異なれば消費電力は変わる)750GBと1TBがどちらもプラッタ3枚(334GB×3)なので同じ消費電力になっている様な感じです。そうすると667GBプラッタを使っている??とか思いたくなりますね。(まぁ、1.5TBはまだ出てこないのでデータシートが書き換わる可能性が高そうですが)
回転数は5400rpmで従来通りの仕様。ちなみに2.0TBの型番名はWD20EADS-H7B0となるみたいです。
また、2.0TBが先行して販売され、1.5TBは後からリリースされるみたい。

Western Digital Press room(英語)