2010年5月18日

MonsterHD 264 レビュー3 アップデート状況

本日付けでβアップデートの様です。
今回のアップデートは訪問時に当初からの予定として聞いていた部分ですので、あまり大きなバグフィックスはありませんね。

>■変更点
> - プレビュー画面の表示位置調整機能を追加。
> - プレビュー画面の表示を25%、50%で表示するボタンを追加。
> - 設定した値を初期値に戻す「初期設定」ボタンを追加。
> - 同期録画機能に対応。

との事です。
事前に聞いている今後のアップデートとしては

>次版では、プレビュー時のON/OFF機能、録画時間の指定などを組み込んだ版をリリース予定です。

との事。
不具合対応としては

>映像解像度が変更となった際に映像が表示されない問題などを調査しております。

だそうです。
2ch見ていると
・映像が早送りになる
・設定を変更したときの20秒ほどの待ち時間
・出力機器の解像度を変更したときのフリーズ
という問題があるようですね。

映像が早送りになる件については自分の環境では発生してないので条件がきになる所です。
20秒待ちはなんとかして欲しい所ですが、何も返答がないので再度リクエストしてみたいと思います。
ソース映像機器の解像度変更時のフリーズはそれほど頻度高くはないのですが、たまに発生しますね。
ここいらは最早対応してほしいのは同じくです。


2010年5月11日

MonsterHD 264 レビュー2

ちょいと時間空いちゃいましたが、MonsterHD 264のレビュー第二弾。
とりあえず、今回は同じ映像ソースからソフトウェアのエンコーダと比較してみるテストでござる。


今回比較したのは、MonsterHD 264と、TMPGEnc XPress、x264GUI(AVIUTL)になります。
1920x1080iの24Mbps AVCHDの30秒の実写ソースを、それぞれのH264エンコードデフォルト設定で各ビットレートに設定した状態で行っております。MonsterHD 264はDC-MCNP1で再生させたものをHDMIより取り込み、TMPGEnc XPressおよびx264GUI(AVIUTL)については、映像ソースのファイル(m2ts)を直接読み込ませております(一部Directshowフィルタによる読み込みとなりますが、映像ソースとしては大差無いと考えております)。

ビットレートは、1.28Mbps、1.5Mbps、2Mbps、4Mbps、6Mbps、8Mbps、10Mbps、12Mbps、16Mbps、20Mbpsの10種類においてエンコードしてみました。

エンコード時間は、TMPGEnc XPressがそれぞれ75秒ほど、x264GUI(AVIUTL)が105秒ほどでした。ソース映像が30秒ですので、ソース時間の約2~3倍ほどの時間がかかっております(なお、使用したPCのCPUはCore i7-860です)。

結果としては、画質の面ではx264GUI(AVIUTL)の圧勝という感じです。低レートから高レートまで安定した画質が得られます。逆にTMPGEnc XPressがひどい有様です。まぁ評判の悪いMainConcept社のエンジンだから仕方ないかという感じですが、無償のx264エンジンとエンコードにかかる時間の差がそれほど大きく無いのにこの画質わないなぁと。。MonsterHD 264は低レートでは振るわないものの、高レートではそれなりに安定した画になります。ただ、インタレースの処理の方が送り出し機の問題なのかわかりませんが、不完全なようです(TMPGEnc XPressおよび、x264GUIでは内蔵のインタレース解除機能を使用しております)。

MonsterHD264 1.5Mbps(クリックで元のサイズになります)
1.5Mbps.png

TMPGEnc XPress 1.5Mbps(クリックで元のサイズになります)
1.5Mbpst.png

x264GUI(AVIUTL) 1.5Mbps(クリックで元のサイズになります)
1.5Mbpsx.png

1.5Mbpsでは、x264の圧勝ですね。というか1.5Mbpsでも多くの人は満足行くレベルではないのでしょうか?

MonsterHD264 2Mbps(クリックで元のサイズになります)
2Mbps.png

TMPGEnc XPress 2Mbps(クリックで元のサイズになります)
2Mbpst.png

x264GUI(AVIUTL) 2Mbps(クリックで元のサイズになります)
2Mbpsx.png

2Mbpsにおいても、MonsterHD 264とTMPGEnc XPressはいまいちですね。

MonsterHD264 4Mbps(クリックで元のサイズになります)
4Mbps.png

TMPGEnc XPress 4Mbps(クリックで元のサイズになります)
4Mbpst.png

x264GUI(AVIUTL) 4Mbps(クリックで元のサイズになります)
4Mbpsx.png

4MbpsあたりでMonsterHD 264の画が安定してきましたが、TMPGEnc XPressはまだちょっと微妙感が残ります。x264は全然問題ないレベルになってきていますね。

MonsterHD264 6Mbps(クリックで元のサイズになります)
6Mbps.png

TMPGEnc XPress 6Mbps(クリックで元のサイズになります)
6Mbpst.png

x264GUI(AVIUTL) 6Mbps(クリックで元のサイズになります)
6Mbpsx.png

6Mbps辺りになってくると、TMPGEnc XPressでもそれなりの画になってきますね。

MonsterHD264 8Mbps(クリックで元のサイズになります)
8Mbps.png

TMPGEnc XPress 8Mbps(クリックで元のサイズになります)
8Mbpst.png

x264GUI(AVIUTL) 8Mbps(クリックで元のサイズになります)
8Mbpsx.png

8Mbpsもあれば、特に問題ない画になってきます。
10Mbps~20Mbpsの画はとりあえず貼るまでも無さそうなのでアーカイブにて。

ソースおよび、エンコード後のデータを下に張りますので、興味のあるかたはどうぞ。
いずれも約300MBです。

ソース(AVCHD .m2tsファイル)
x264GUI(mp4ファイル)
TMPGEnc XPress(mp4ファイル)
MonsterHD 264(mp4ファイル)

MonsterHD 264スナップショット
TMPGEnc XPressスナップショット
x264GUIスナップショット


2010年5月 7日

MonsterHD 264 レビュー1

発売より1週間ほど経過してしまいましたが、評価機の方が届きましたので、いろいろと評価レポートを行いたいと思います。

既にレポートされている方もいらっしゃいますが、個人的な勝手な内容でお送りしたいと思います。
また不具合等などあれば開発へフィードバックするとの事ですので、ガンガン突っ込んで行ければという感じです。

では最初に恒例(?)の腑分けから(画像クリックで拡大します)。
基板表面
DSC_0005.jpg

続いて基板裏面
DSC_0006.jpg

基板表にほぼ全ての部品が乗っており、裏面はまぁ特に見るべき所はないですね。
主な搭載部品はADV7441A BSTZ-170(ANALOG DEVICES)、MG3500(MAXIM)、CY7C68013A(Cypress)の3点です。SAMSUNGのDDR2のメモリが2枚。
特筆する事は特になさそうです。

1stレビューという事で、実際の設定出来る部分について。
MonsterHD 264アプリケーションでは、入力ソース切り替え、モード切り替え、詳細設定が主な設定ボタンとして存在します(下図参照)。
app.png

入力ソース切り替えボタンは押すたびに
・Component
・HDMI
・Composite
・S-Video
と切り替わります。

モード切り替えボタンは押すたびに
・High (10Mbps 入力解像度)
・Middle (4Mbps 入力解像度)
・Low (2Mbps 入力解像度)
・iPhone 640x352 (2Mbps 640x352)
・iPad 640x480 (1.5Mbps 640x480)
・iPod 320x480 (768Kbps 320x480)
・Custom (詳細設定の値)
と切り替わります。

詳細設定では各パラメータの設定が変更可能です。

ファイルタブ
settei1.png
保存先、保存ファイル名、MP4ファイルフォーマットの指定。

MP4ファイルフォーマットは以下のものから選択可能。
・MP4 Standard
・Internaet Media Streaming Alliance
・Sony PSP
・iPod
・QuickTime
・Adobe Flash
・iPhone

ビデオタブ
settei2.png
出力解像度、フレームレート、ビットレート、プロファイル、プロファイルレベル、GOP、ピクチャーコーディングの設定。

出力解像度は水平・垂直方向がバラバラに指定出来、ソースと同じ縦横比である必要はない。
出力解像度は以下のものから組み合わせ選択。
水平方向:320、352、480、544、720、800、1280、1920
垂直方向:180、240、256、272、320、352、480、720、1080
プリセットは上記になるが、手入力で他の解像度にする事も可能。縮小は可能だが、拡大は不可能(録画されない)。

フレームレートは以下のものから選択
・15.000
・23.976
・24.000
・25.000
・29.970
・30.000
チップの性能的に、1080p 60fpsは対応せず。30fpsまで。720p 60fpsは30fpsで記録される。

ビットレートは以下のものから選択(Kbps)
・256、384、512、768、1000、1500、2000、2500、4000、8000、10000、12000、16000、20000
こちらも手入力で他のビットレートにする事も可能。最低値は256、最高値は40000(? うまくいかない時がある)

プロファイルは以下のものから選択
・Baseline
・Main
・High

プロファイルレベルは以下のものから選択
・1.0、1.1、1.2、1.3、2.0、2.1、2.2、3.0、3.1、3.2、4.0、4.1、4.2、5.0、5.1

GOPは以下のものから選択
・I
・IP
・IBP
・IBBP
・IBBrBP

ピクチャーコーディングは以下のものから選択
・Progressive Frame
・Interlaced Field
・Interlaced Frame(MBAFF)
・Interlaced Frame(PAFF)

オーディオタブ
settei3.png
モノラル/ステレオの切り替え及び、ビットレートの設定。

ビットレート(Kbps):32、48、64、96、128、192、256、384
手入力可能だが、選べるレート以外は指定できない。

色調整タブ
settei4.png
コントラスト、彩度、明るさ、色合い、の設定。

コンポジット・S-Video調整
settei5.png
コンポジットおよび、S-Videoからの入力における設定。
・オートゲインコントロール
・DNR(デジタルノイズリダクション)

コンポーネント調整
settei6.png
コンポーネントからの入力における設定。
・オートゲインコントロール

詳細設定に関しては以上。

続いて実際の使用感。
全体を通して、上記の入力切り替え・モード・詳細設定の3つのボタンから設定が変更されると「設定中」なる表示が出てしばらく待たされるのですが、これがとてつもなく長い。大体15~20秒くらいかかる。USBの通信時間やICの設定時間を考えても1秒以内に終わると考えられるので長すぎる。どんな処理しているのか気になる。

録画ボタンを押すと即録画が始まる。これについては良。録画がなかなか始まらなくてストレスってのが無くてよかった。逆に停止時は上記の「設定中」に遷移するため、しばらく待たされる。何故に録画停止時に「設定中」になるのか疑問である。

詳細設定で設定不可能な値を入れると、プレビューが真っ黒になる。設定できるのはいいが、下限と上限を設定しておいて欲しい。

録画時間の設定が無いため、録画開始および録画停止ともに手動で行わなくてはならない。
「設定中」が終わるタイミングで、MonsterHD 264アプリケーションにタスクが移動してしまう。
録画した映像の画質については、高レートである分には問題なし。低レート時はさすがにレート不足によるブロックノイズ等が発生する事がある。特に同等機材(HDMI入力→H264エンコード)を所持していないため、単純に比較出来る素材が無い。

ビットレートの指定は最高で42Mbpsくらいまで確認しましたが、設定自体はもっとイケそう?40Mbpsあたりでレート余りになるみたいで生成されるファイルのビットレートが上がらなくなってくる感。IフレームOnlyにしてなんとか43Mbpsとかいう感じ。

プレビューが100%かFULLしか選択出来ない。フリーサイズでの変更は可能だが25%や50%は用意して欲しかった。またプレビューOFFが無いので、裏タスクで録画というような事ができなくて不便。

CPUが余っているにも関わらずプレビューがガクガクする。理由は不明。

とりあえず、こんな感じか。
この辺まとめて、エスケイネットに投げて修正等対応してもらいます。

録画サンプルについては次回以降のレポートにて。


2010年5月 6日

MonsterHD 264自宅レビュー予告

明日、MonsterHD 264の方が自宅へ届く予定との事なので、週末にいろいろ触った感じのレポートをしたいと思います。

現時点で入手している情報を先出し。
・今週中にβ版update予定
・接続機器によって上下左右にずれる可能性があるので調整する機能を後日搭載予定

とりあえず、事前という事でこんな所で。


2010年4月28日

エスケイネット MonsterX2 (SK-MVX2)、MonsterHD 264 (SK-MHD264)レビュー

MonsterX2とMonsterHD 264について
これからエスケイネット行って実物見てくる。

ああ、見てくるだけじゃなくて触ってきますよ(苦笑)
DC-MCNP1にUSBHDD付けて、そこにAVCHDのデータつっこんでHDMIで接続。キャプチャソースに使用予定。
あとはフルHDのビデオカメラも持っていって同じくHDMIで接続して取り込む予定。

レビューは帰宅後。

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帰宅後談

何度か来訪しておりますが、1年以上のご無沙汰ぶりにつき、新横浜はでっかい駅ビルになってるわ、エスケイネットの周りに高層ビルが建ちまくっているやら(略)

社内の会議室に通されると、まさにデバッグ中の真っ盛りな中レビューをしてくれるような感じで、急ごしらえのマシンやデバッグ機、そして開発スタッフの方が慌ただしい状態になっており「あ、どうも」みたいな感じの挨拶になってしまいました。

monhd.jpg
まず最初にMonsterHD 264の方を見せていただきました。既に出荷済みとの事で今日明日には店頭に並ぶのではないかとの事でしたが、来月下旬に公開予定というtsからのトランスコードのプレビューをしていただきました。1920×1080iのtsソースのエンコードにほぼソースの100%くらいの時間がかかっておりましたが、DebugViewにて全フレームのログを出力していたので、実際には10~25%くらいはこれよりも速いと思います→ソース時間の75~90%ぐらいで出来るだろう(参考程度にCore i7-860においてAVIUTLからx264で出力した場合、ソースの200%くらいの時間がかかります)。
ちゃちゃっと要点だけまとめると
・現時点での詳細プリセットで指定出来る最高ビットレートは20000kbps(エンコードチップの性能的にもっと高く出来るかも?不明)
・GOP構造設定可能。ハードウェアAGCおよびDNRの設定可能(パラメータ変更も可)。
・Profileレベルの設定可能。
・ソースに対して水平方向と垂直方向のサイズを単独で指定可能(ただしプリセットから選択、基本的な解像度は用意されていてまず困らない)
・1080p入力は29.97fpsになる(これはエンコードチップの仕様上。ただ59.94fps必要なソースってごく一部な気がする。BDソースのアニメくらい?ゲーム機とかもか)
・エンコード速度が遅いかもしれないが、速いチップはその分画質が落ちて使い物にならないので現状のものを採用している(とはいってもそれなりに十分な速度が出ていると思う)
・ビットレートはCBRのみ。VBRの対応については不明。
・まだ安定しきっていないので随時バージョンアップするが、エンコードチップのファーム自体もまだアップデートの余地が十分にあるのでアップデート予定(?)
・トランスコードのソースは現状tsのみ。これはエンコードチップのトランスコード機能の入力がtsデータになっているため。
・キャプチャピン、オーディオピンの設定次第ではなんか出来るのかもしれないが不明。
・ユーザーアプリから利用できるようなvfapiやavisynthなどのpluginの作成&公開を依頼。前向きな返答有り。
・出力はmp4だがストリームとしては264とaacをmp4 muxのpinに入れているだけっぽいので、他のコンテナもフィルタあれば対応出来るのかな?
・まだ一部不安定な要素有り(?)順次verupにて対応。今週中に1回目のverupが出るかも?

主な所は以上。

monx2issiki.jpg
次にMonsterX2の方。MonsterX/X-iからの進化はHDMI入力の追加とSPDIFの削除。
HDMIの音声入力が可能なのでまぁSPDIFじゃないと困る人はMonsterX-iの方を選んでもらうしかないかも状態?1080pの入力は相変わらずチップの方が対応してないので突っ込んでも対応できず。
要点はさほどないけど
・搭載チップはTM6200、AD9983A、SiI9013CLU(Single input HDMI 1.1 receiver)
・480iは一応大丈夫そう。
・480i/480p/1080i/720pと切り替え。BDプレイヤー、HDカメラ、PS3等からの各入力も確認できた。
・ユーザーアプリ作成向けに録画、停止、ドライバのレジスタR/W程度の関数仕様の無償公開を依頼。前向きな返答有り。
・64bitドライバの方は4GBメモリも問題なく対応(アプリも)。X/X-iの対応は(?)一応正式版の64bitドライバリリースを依頼。前向きな返答有り。
・HDCP必須ソースの場合は画面を表示しない仕様。
・デバッグ時にMxCaptureも使っているらしい。hunuaaとかも。

monx2kiban.jpg
だいたいこんな感じ?
MonsterX2は1台お持ち帰りしてきました。MonsterHD 264は週末をめどに送ってもらう予定。
主にMonsterHD 264をメインにいろいろやってみる予定だけども、なんかあったら例によって某2chとかこのブログへのコメントに残しておいて下さい。

重点的に伝えたのが、IOデータ、BUFFALO、PixelaなどのGOPライバル三兄弟(勝手に命名)に対して差別化が必要であり、他社に比べて規模の小さいエスケイネットだから出来るという事で、ユーザ寄り重視というもの。グラボとかβドライバ出まくりなんだから、どんどんβでもいいからこまめにupdateを出す事(βならちゃんと動かなくてもまぁβで通るし、意見も求めやすい)

今日会話にあったキーワード
MonsterX、PT2X2、HDUS、13インチ地デジTV、秋月電子、ドライバ、台湾、合コン、SDK、ts、チップベンダの反応が悪い、アダルトビデオ出演、無償、64bit、linux、REGZA、PS3、1080p、週刊アップデート、FPGA、GOPライバル三兄弟(I社B社P社)、ゲームラボ、VIERA、ラーメンサラダ、x264、Woo、50インチ、20畳、2月、キット、3波4チューナー、新横浜、AQUOS、X68000、DC-MCNP1、フリーオ、mp4、中山、基板、IT社長、ダイエット、ターザン、ゴスペル

#追記
ドットずれの件。対応ドライバを遅くても今月下旬までにリリースする予定との事。
MonsterX2の方は取り込んでみた感じではドットずれは無い模様(周囲に黒ブチ一切無し)
新製品開発で忙しくてすっかり忘れとったとか云々。
今年もまだまだ新製品いろいろリリースするそうです。

#追記2
448さん、症状報告しておきました。

#追記3
追記2の件(0x50001000エラー)は確認、修正とのこと。

#追記4
追記2の件(X-iと誤認識する)は、次週アップデートで対応予定とのこと。