発売より1週間ほど経過してしまいましたが、評価機の方が届きましたので、いろいろと評価レポートを行いたいと思います。
既にレポートされている方もいらっしゃいますが、個人的な勝手な内容でお送りしたいと思います。
また不具合等などあれば開発へフィードバックするとの事ですので、ガンガン突っ込んで行ければという感じです。
では最初に恒例(?)の腑分けから(画像クリックで拡大します)。
基板表面

続いて基板裏面

基板表にほぼ全ての部品が乗っており、裏面はまぁ特に見るべき所はないですね。
主な搭載部品はADV7441A BSTZ-170(ANALOG DEVICES)、MG3500(MAXIM)、CY7C68013A(Cypress)の3点です。SAMSUNGのDDR2のメモリが2枚。
特筆する事は特になさそうです。
1stレビューという事で、実際の設定出来る部分について。
MonsterHD 264アプリケーションでは、入力ソース切り替え、モード切り替え、詳細設定が主な設定ボタンとして存在します(下図参照)。

入力ソース切り替えボタンは押すたびに
・Component
・HDMI
・Composite
・S-Video
と切り替わります。
モード切り替えボタンは押すたびに
・High (10Mbps 入力解像度)
・Middle (4Mbps 入力解像度)
・Low (2Mbps 入力解像度)
・iPhone 640x352 (2Mbps 640x352)
・iPad 640x480 (1.5Mbps 640x480)
・iPod 320x480 (768Kbps 320x480)
・Custom (詳細設定の値)
と切り替わります。
詳細設定では各パラメータの設定が変更可能です。
ファイルタブ

保存先、保存ファイル名、MP4ファイルフォーマットの指定。
MP4ファイルフォーマットは以下のものから選択可能。
・MP4 Standard
・Internaet Media Streaming Alliance
・Sony PSP
・iPod
・QuickTime
・Adobe Flash
・iPhone
ビデオタブ

出力解像度、フレームレート、ビットレート、プロファイル、プロファイルレベル、GOP、ピクチャーコーディングの設定。
出力解像度は水平・垂直方向がバラバラに指定出来、ソースと同じ縦横比である必要はない。
出力解像度は以下のものから組み合わせ選択。
水平方向:320、352、480、544、720、800、1280、1920
垂直方向:180、240、256、272、320、352、480、720、1080
プリセットは上記になるが、手入力で他の解像度にする事も可能。縮小は可能だが、拡大は不可能(録画されない)。
フレームレートは以下のものから選択
・15.000
・23.976
・24.000
・25.000
・29.970
・30.000
チップの性能的に、1080p 60fpsは対応せず。30fpsまで。720p 60fpsは30fpsで記録される。
ビットレートは以下のものから選択(Kbps)
・256、384、512、768、1000、1500、2000、2500、4000、8000、10000、12000、16000、20000
こちらも手入力で他のビットレートにする事も可能。最低値は256、最高値は40000(? うまくいかない時がある)
プロファイルは以下のものから選択
・Baseline
・Main
・High
プロファイルレベルは以下のものから選択
・1.0、1.1、1.2、1.3、2.0、2.1、2.2、3.0、3.1、3.2、4.0、4.1、4.2、5.0、5.1
GOPは以下のものから選択
・I
・IP
・IBP
・IBBP
・IBBrBP
ピクチャーコーディングは以下のものから選択
・Progressive Frame
・Interlaced Field
・Interlaced Frame(MBAFF)
・Interlaced Frame(PAFF)
オーディオタブ

モノラル/ステレオの切り替え及び、ビットレートの設定。
ビットレート(Kbps):32、48、64、96、128、192、256、384
手入力可能だが、選べるレート以外は指定できない。
色調整タブ

コントラスト、彩度、明るさ、色合い、の設定。
コンポジット・S-Video調整

コンポジットおよび、S-Videoからの入力における設定。
・オートゲインコントロール
・DNR(デジタルノイズリダクション)
コンポーネント調整

コンポーネントからの入力における設定。
・オートゲインコントロール
詳細設定に関しては以上。
続いて実際の使用感。
全体を通して、上記の入力切り替え・モード・詳細設定の3つのボタンから設定が変更されると「設定中」なる表示が出てしばらく待たされるのですが、これがとてつもなく長い。大体15~20秒くらいかかる。USBの通信時間やICの設定時間を考えても1秒以内に終わると考えられるので長すぎる。どんな処理しているのか気になる。
録画ボタンを押すと即録画が始まる。これについては良。録画がなかなか始まらなくてストレスってのが無くてよかった。逆に停止時は上記の「設定中」に遷移するため、しばらく待たされる。何故に録画停止時に「設定中」になるのか疑問である。
詳細設定で設定不可能な値を入れると、プレビューが真っ黒になる。設定できるのはいいが、下限と上限を設定しておいて欲しい。
録画時間の設定が無いため、録画開始および録画停止ともに手動で行わなくてはならない。
「設定中」が終わるタイミングで、MonsterHD 264アプリケーションにタスクが移動してしまう。
録画した映像の画質については、高レートである分には問題なし。低レート時はさすがにレート不足によるブロックノイズ等が発生する事がある。特に同等機材(HDMI入力→H264エンコード)を所持していないため、単純に比較出来る素材が無い。
ビットレートの指定は最高で42Mbpsくらいまで確認しましたが、設定自体はもっとイケそう?40Mbpsあたりでレート余りになるみたいで生成されるファイルのビットレートが上がらなくなってくる感。IフレームOnlyにしてなんとか43Mbpsとかいう感じ。
プレビューが100%かFULLしか選択出来ない。フリーサイズでの変更は可能だが25%や50%は用意して欲しかった。またプレビューOFFが無いので、裏タスクで録画というような事ができなくて不便。
CPUが余っているにも関わらずプレビューがガクガクする。理由は不明。
とりあえず、こんな感じか。
この辺まとめて、エスケイネットに投げて修正等対応してもらいます。
録画サンプルについては次回以降のレポートにて。