TM62xx系搭載ハイビジョンキャプチャボードの64biOS 4GBメモリの壁
とりあえず前の記事とかぶるけど、もっかいまとめなおし。
MonsterXシリーズをはじめ、HDCAPPCIEとかjackallExpressとかSKYHD CaptureX HDMとかいろいろあるけれども、64bit版OSにおける、4GBを超えるメモリを搭載した時に真っ暗になってしまう現象がいずれも発生する。
BSOD(ブルースクリーン)現象については、おそらくドライバ側でLargeAddressに対応してないからであろうけれども、真っ暗になってしまう現象については、ボード側に乗っているPCIeコントローラの役割も持っているTM6200系のICがDMAアドレスを32bit空間しか持ってない事によって発生する。
Monster X (その50) メモリ4GB超で映像が真っ暗になる件の記事でも書いたが、DMAに使用するアドレスが、32bit以下(4GB以下)である限りは正常に取り込みおよびプレビューを行う事が出来る。
32bit(4GB)を超えるアドレス空間を使用する状態になると、途端に真っ暗になってしまう。PC再起動直後とかならうまく行くというのは、まだOS上でメモリがあまり使われておらず、取り込みソフト等が確保するメモリのアドレスが32bitに収まっているからである。
ある程度OSが動いており、メモリの断片化などが起こってくると、確保されるメモリのアドレスが32bitを超えてしまう(仮に空きメモリが4GB以上あったとしても、プログラムが連続したアドレス空間を確保しようとすれば32bitを超えるアドレスになる)
SDサイズ(720x480)ならば問題ない事が多いのも、確保するメモリの量が少ないために狭いアドレス空間が空いていれば良いので32bit以下のアドレスが使われやすいだけで、そういったメモリの隙間がなかったり、既に4GB以上のメモリを使用している場合は真っ暗となってしまう。
もちろんの事1920x1080や1280x720などの解像度になればより多くのメモリの確保が必要になるために、この問題が顕著になってくる。
では、どうすれば完全解決するかというと、この組み合わせでは使わない事、となる。
もちろんの事、空きメモリを整理するアプリケーションなどを用意すれば可能になるのかもしれない。
まぁ、旧世代のデバイスを使っている以上どうにもならん問題でしょうねぇ。
今のところ、DM626 H3がSAA7160を使っており、こちらは64bit DMA Addressに対応しているので64bitOSにおける4GB超のメモリで問題ない。
ちなみにTDA19977Aを搭載している様だが、データシート上では1920x1080p/1200p対応のようだが、1080i止まりとなっているのはなんか理由があるのか?
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