HARROCの動向
購入してないので手元には無いけれども、なんか掲示板の方みるといろいろ問題あるみたいなのでちょこっと考察してみた。
一番近い存在がMonster Xなので比較しながらの方が説明しやすそうなのでそうすることにする。
とりわけ大きな違いというのはAnalog Devices社のADCの部分で、HARROCがAD9985、Monster XがAD9983Aである。簡単に表にまとめたものが以下になる。
大体この様な感じ。ADCの違いとしてはAD電圧部分と、AutoGainの有無程度。
MonsterXでの経験からすると、AutoOffsetのOn/Offがらみで白飛び問題があったのでHARROCではこのレジスタの設定値が違う可能性が高い。AutoGainはそれほど大きな影響は無いがOnにしたままだと映像によっては段階的に輝度が変化するのでやはりOffになっていた方がいい。
HARROCの映像の揺れの問題はAD電圧にはあるのではないかと思われる。PCI-Expressバスからの供給による3.3Vをフィルタ(おそらくAD9985の右上にあるFBシルクのやつ)かましている程度で、PC内のノイズの影響を結構受けると思われる。U17にあるレギュレータを使用して3.3Vを生成しているならばある程度は大丈夫だろう。ただ、これはTM6200用の電源生成の為のものと思われる(12Vから3.3Vを作っているならもっと大きいレギュレータを使うかと)。
(2008/01/22補足 U17はTM6200用の1.8V生成レギュレータとのことです)
MonsterXのAD電圧は1.8Vであり、レギュレータにて生成している。この場合ちょっとした3.3Vの揺らぎには影響を受けず安定して1.8Vを提供出来る。また、ADとPLLの電源をそれぞれ独立して生成(レギュレータを1個ずつ使用)しており電源周りの設計はしっかりしている。
クレバリーブログにもノイズを受けやすい製品と書かれている様に、設計上その様になっているので揺れが気になる人はPC内のノイズ源を減らすか、PCの電源アースを取ってみると効果があるかもしれない。
普通に考えるとアナログ回路の電源にはPCI/PCI-Expressバスからの供給電源は直接使わないものなんだけどなぁ。先日設計したEIA-170入力ボードでも直接PCIバスからの電源は使ってないし。というか怖くてつかえねぇ(苦笑)
HARROCをMonsterXのドライバでマトモに動かすにはADCの設定を自力で行わなくてはならない。仮にADCのI2Cポートが同じだとしてもレジスタマップが異なる為、適した設定が必要になる。またI2Cポート自体が異なる場合はそのポート番号を調べる必要が更に必要となる。MonsterXのI2C UtilityがHARROCのドライバでも動作するのであればかなりめっけもんである。I2Cポート番号が分ければAutoOffsetの切り替えとかも自由に出来る様になる(元々出来るかもしれないけど)。
MonsterXの場合はドライバインストール用のinfにADCなどのI2Cポートが書かれていたが、HARROCは製品も持っていなければドライバも当然手元に無いので残念ながら持っている人が各自確認してくれとしか言えない所である。
2008/01/22補足
CB-HARROC01-PCIEを試す(改造編)にて電源改造による揺れ問題への対策がまとめられている。
レギュレータに関してはuPD121W33Aとか使えばヒートシンクとか無くても大丈夫じゃないかとか思ってみたり。NECだから入手難しくないだろうし。uPC37M31TJみたいな3.3Vと1.8Vの2系統出力なんてのもあるけど。
一番近い存在がMonster Xなので比較しながらの方が説明しやすそうなのでそうすることにする。
とりわけ大きな違いというのはAnalog Devices社のADCの部分で、HARROCがAD9985、Monster XがAD9983Aである。簡単に表にまとめたものが以下になる。
| 名称 | HARROC | MonsterX |
| ADC | AD9985 | AD9983A |
| 入力 | 1port | 2ports (1portのみ使用) |
| AD電圧 | 3.3V | 1.8V |
| Core電圧 | 3.3V | 3.3V |
| Offset調節 | 有り | 有り |
| Gain調節 | 有り | 有り |
| AutoOffset | 有り | 有り |
| AutoGain | 無し | 有り |
大体この様な感じ。ADCの違いとしてはAD電圧部分と、AutoGainの有無程度。
MonsterXでの経験からすると、AutoOffsetのOn/Offがらみで白飛び問題があったのでHARROCではこのレジスタの設定値が違う可能性が高い。AutoGainはそれほど大きな影響は無いがOnにしたままだと映像によっては段階的に輝度が変化するのでやはりOffになっていた方がいい。
HARROCの映像の揺れの問題はAD電圧にはあるのではないかと思われる。PCI-Expressバスからの供給による3.3Vをフィルタ(おそらくAD9985の右上にあるFBシルクのやつ)かましている程度で、PC内のノイズの影響を結構受けると思われる。U17にあるレギュレータを使用して3.3Vを生成しているならばある程度は大丈夫だろう。ただ、これはTM6200用の電源生成の為のものと思われる(12Vから3.3Vを作っているならもっと大きいレギュレータを使うかと)。
(2008/01/22補足 U17はTM6200用の1.8V生成レギュレータとのことです)
MonsterXのAD電圧は1.8Vであり、レギュレータにて生成している。この場合ちょっとした3.3Vの揺らぎには影響を受けず安定して1.8Vを提供出来る。また、ADとPLLの電源をそれぞれ独立して生成(レギュレータを1個ずつ使用)しており電源周りの設計はしっかりしている。
クレバリーブログにもノイズを受けやすい製品と書かれている様に、設計上その様になっているので揺れが気になる人はPC内のノイズ源を減らすか、PCの電源アースを取ってみると効果があるかもしれない。
普通に考えるとアナログ回路の電源にはPCI/PCI-Expressバスからの供給電源は直接使わないものなんだけどなぁ。先日設計したEIA-170入力ボードでも直接PCIバスからの電源は使ってないし。というか怖くてつかえねぇ(苦笑)
HARROCをMonsterXのドライバでマトモに動かすにはADCの設定を自力で行わなくてはならない。仮にADCのI2Cポートが同じだとしてもレジスタマップが異なる為、適した設定が必要になる。またI2Cポート自体が異なる場合はそのポート番号を調べる必要が更に必要となる。MonsterXのI2C UtilityがHARROCのドライバでも動作するのであればかなりめっけもんである。I2Cポート番号が分ければAutoOffsetの切り替えとかも自由に出来る様になる(元々出来るかもしれないけど)。
MonsterXの場合はドライバインストール用のinfにADCなどのI2Cポートが書かれていたが、HARROCは製品も持っていなければドライバも当然手元に無いので残念ながら持っている人が各自確認してくれとしか言えない所である。
2008/01/22補足
CB-HARROC01-PCIEを試す(改造編)にて電源改造による揺れ問題への対策がまとめられている。
レギュレータに関してはuPD121W33Aとか使えばヒートシンクとか無くても大丈夫じゃないかとか思ってみたり。NECだから入手難しくないだろうし。uPC37M31TJみたいな3.3Vと1.8Vの2系統出力なんてのもあるけど。
コメント[5]
HARROCのinfにも「AD9985A I2C Address」なる項目がありましたよ
Posted by ななし at 2007年12月 7日 01:03 | 返信
>ななし san
~~"AD9985A I2C Address",0x00010001,0x??
となっていると思いますが、この??の部分がI2Cのアドレスになりますね。
もし、MonsterXのI2C Utilityが動く状態であるならば、このアドレスに対して処理すればレジスタの書き換えが出来ると思います。
Posted by 邦衛 at 2007年12月 7日 01:06 | 返信
どうやらMonsterXと同じ0x98のようです
I2Cで読み込めたのでOKかな・・・?
Posted by ななし at 2007年12月 7日 01:52 | 返信
I2Cで書き込みも確認しました!
VenderCmdMX.DLLをHARROCのドライバディスクに入っているVenderCmd6200.DLLに差し替えてあげないといけないようです。
Posted by ななし at 2007年12月 7日 02:02 | 返信
0x1Dのbit7に1を書けば白飛び直るみたいですね。
AutoOffsetの問題で確定ぽいですね。
あとはゆらゆらさんだけか!?
Posted by 邦衛 at 2007年12月 8日 07:45 | 返信
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