Debianの罠
鯖機が組み上がり、激しく面倒であったのであまりよろしくは無いのだが、システムはそのままで動かしてしまった。そしたら動いてしまったのだ。まぁi386カーネルという事もあるのでデバイスドライバ的な問題だけと言えばそうなのだが。
ええ、そこで一度目のハマりが来たのだ。S-ATAコントローラが2つ搭載されており、それぞれ2ポートずつ持っているマザーではあるのだが、それらの両方ともがsargeでは提供されていないのだ。ドライバのソースも見つからないのでオンボードのものは半ばあきらめという事で、元々使用していた玄人志向の4ポートのS-ATAカードにHDDをぶらさげる事にて回避した。こちらも標準ではドライバは無いのだがVIAのサイトの方にソースがあったので自前でコンパイルして使用していた。
カーネルの方をアップデートすればオンボードのS-ATAポートも使えるという事なので一応カーネルの方もコンパイルしておいた。が、再起動すると動かない気がしていたので再起動しなかった。
そんな訳でこの状態でしばらく動かす事にした。
ある休みの日にふと、痛い物見たさに再起動した。罠はここから始まった。4月7日の事だった。
起動しない...
カーネルが見つかりません的なメッセージが出て起動しないのだ。
どうやらカーネルのコンパイルが完全に出来てなかった様でカーネルのイメージが生成されていなかった様だ。
色々錯誤を丸一日費やすがどうやってもカーネルだけ入れてやる方法が分からない。そもそもカーネルのイメージ自体の入手も分からず。
途方に暮れまくって最後に取った手段は、新規インストール。
etchをぶち込もうとイメージをCD-Rに焼きインストール開始。CPUが64bit対応になったのでAMD64を入れる事にする。まぁ、なんの問題もなくインストールが終わり稼働開始する。
が、しばらくするとリモートからのアクセスが全然反応しなくなる。webページも見えなくなり、ftpもつながらなくなる。どういう事だ!???全くもって謎な状態になる。
なんとかsshでのログインが終わるがpass入力から5分は経過しての事だ。いったい何が起こっているのかさっぱりだ。
いろいろ試行錯誤した結果「時計が止まっている」事が原因であった。syslogを見るとCPU BUG!とかいう感じのエラーが出まくっている。何度かこのエラーが出たあと、全てのログが同じ時刻になって続いている。つまり時計が止まったという事だ。
結局の所、AMD64が原因だった様でi386にしたらCPU BUG!は発生しなくなった。なんだこの糞カーネルという感じだが、このインストールをしようとCD-Rにイメージを焼いている途中に事件は起こった。
etchの正式リリースが行われたのだ。この時4月8日23時頃。再度etch正式版のi386のイメージをダウンロードしてきてCD-Rに書いて、インストール。
この時に大きなミスをしてしまう。/etc下のバックアップのバックアップを取ろうとインストーラにあるドライブのバックアップというのを選んだんだ。ちょうど/homeに割り当ててある領域の空きだけが十分だったのでその領域をバックアップ先にしたら.../homeの領域が丸々/の領域として上書きされてしまった。こういう時に限って不親切に元の領域が消える云々の警告もなく実行されてしまうんだなという事で/homeはまっさらオサラバしたのだった。
そして新規一転とサクサクインストールを行い完了。インストール手順もメモっておいたのでかなりスムーズに移行が完了した。CPUの負荷は1~5%程度まで下がった。全体的な処理速度もあがり、特にphpの処理速度はかなり向上した。その後順調に使用帯域は増え続けているが。
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